- apcupsdというプロセスでUPS状態を監視し、指定した条件によりシステムをシャットダウンするように設定してある。
- 設定ファイル
/etc/apcupsd/apcupsd.conf
/etc/apcupsd/hosts.conf
/etc/default/apcupsd <-Ubuntuのみ、ISCONFIGURED=yesにする
- UPSとシリアルケーブル*1で直接繋がっているマシンをマスターと呼ぶ。マスター機は6Fはbackup、2Fはstorageである。マスターのapcupsd.confの設定は以下のようにしている。
UPSCABLE smart
UPSTYPE apcsmart
DEVICE /dev/ttyS0
BATTERYLEVEL 5 (残り5パーセントを切ったらshutdown)
MINUTES 3 (残り3分を切ったらshutdown、2つの条件のORで発動)
NETSERVER on
NISIP 0.0.0.0
NISPORT 3551
- 一方、ネットワークを使ってマスターと通信し、UPSの状態を取得するマシンはスレーブと呼ぶ。スレーブの設定でマスターと異なる部分は以下のようになる。
UPSCABLE ether
UPSTYPE net
DEVICE xxx.xxx.xxx.xxx:3551 (xxx.xxx.xxx.xxxはマスターのIP)
BATTERYLEVEL 10 (マスターより先に落とす)
MINUTES 5 (マスターより先に落とす)
- 動作確認は、apcupsdが起動している状態でapcaccessを使う。再起動後すぐは認識されないので、その場合は数秒待ってリトライ。
- 6Fの方はウェブ上から状態が確認できる。
http://www.sat.t.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/apcupsd/multimon.cgi
シリアルケーブルの型番は、6FがAP9824LJ、2Fが940-0024D